まとめ読みだいすきっ

東野圭吾氏の加賀恭一郎シリーズ、新参者除いた全作読破しました。ハードカバーって貧乏学生には荷が重い。

赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

最初に読んだこともあって、最も印象に残る作品。一人暮らしはじめてから、家族ものに滅法弱くなってしまったわたしです。どんな些細なエピソードでも今なら泣けるもんTT親が子を愛することや、子が親を愛することを当たり前だと思える自分はなんて幸せ者なんだろうと思うよ。どんな事象にだって、例外は存在して然るもの。


卒業 (講談社文庫)

卒業 (講談社文庫)

阿部寛が演じてる加賀刑事は、新参者というドラマの登場人物なんだと思うことで割り切ることにした。原作のイメージ、というか原作を読んでわたしが個人的に抱いた加賀恭一郎像とは違うのだ。
大学生の加賀恭一郎は岡田将生にやってもらいたい!硬派でかっこいいのにフラれてるし、そのあげくにフラれた相手である沙都子さんのことを学生時代の恋人だって言っちゃう加賀さんがすき。

東野氏の作品はどれも読みやすくて面白いんだけど、トリックが難しいんだよねー。ミステリーすきだけど、推理はいつも登場人物の皆さんにお任せしてるので、ちんぷんかんぷん多々。